WHAT'S NEW?

2017年2月ミンダナオ島南コタバト州ツピ地域での干ばつ被害支援

2016年初めに発生したエルニーニョにより、フィリピンでは深刻な干ばつ被害が発生しました。現地より緊急救援の要請があり、バランゴンバナナの産地であるミンダナオ島南コタバト州ツピ地域において、ツピバランゴン生産者協会(TUBAGA)を通じ、緊急支援を実施しました。約1年が経過し、現地では送られた義援金を活用して回復に向かっている様子を確認できましたので、ご報告いたします。

生産回復に向けて

当初の計画では、新しく苗を植えることでバランゴンバナナ生産の回復をめざしていましたが、干ばつの被害を受けた親株を切り倒し、若い株に追肥をしたところ予想以上に回復が良かったため、現在は新しい苗を植えるよりも既存の若い苗をより回復させてくことに力を入れています。生産者たちは、今後もこれまで同様に鶏糞の追肥を継続させていくことに加え、それらの生産性向上と、病気から守るために、ネギ、にんにく、スパイス、バナナなどを使ったオリジナルの有機物スプレーを散布していきたいと話しています。

ツピ・バランゴンバナナ生産者組合の義援金使用の報告の様子

簿記担当のエイゼルさんによってしっかりと管理されている領収書や生産者の受取証

生産者の様子

<Balaso Albertさん>
「義援金で購入した鶏糞を約1,600株に施肥しました。干ばつによって、ランソーネスやドリアンなど他の果物は枯れてしまったけれど、バナナは回復してきている」と嬉しそうに話してくれました。4人の孫が畑に入ることもあるので、農薬を使わなくても育てられるバランゴンバナナに魅力を感じて栽培を始めたとのことです。

バラソさん(写真右)

お孫さんと一緒に

 

<Lonod Reynaldoさん>
苗を植える前の元肥として義援金で購入した鶏糞を使用。雑草は刈り取られ、畑はきれいに手入れされていました。有機物スプレーの散布にも意欲を示していました。

ロノドさん

きれいに手入れされた畑

 

会計報告

APLA送金日:2016年8月10日、 TUBAGA受取り日:2016年8月22日

 

 

 

 

 

※1ペソ=約2.2円(送金時のレート)

報告:寺田俊(てらだ・しゅん/APLA)