WHAT'S NEW?

2019年1月28日ミンダナオ島コタバト州の地震被災地を訪問しました

昨年10月にマグニチュード6の地震の被害を受けたミンダナオ島のバランゴン産地の一つ、マキララ町を2020年1月18日に訪問しました。

マキララ町では、12月15日にもマグニチュード6.9の地震が発生しており、関係者に被害などはなかったものの、前回の地震で辛うじて残っていた建物にさらなる被害も出ています。幹線道路沿いの被害はそれほど酷くは見えないものの、村に入るとほぼすべての家屋が被害を受け、(特にコンクリートの建物)の多くは倒壊していました。同地域のバランゴンバナナ生産者の多くは今でも避難生活を続けていますが、自分の村が居住禁止区域に指定された生産者も多く、新たな移転先を探している状況です。

マキララのバランゴンバナナ出荷責任団体であるドンボスコ財団では、家を失い行き先が見つかっていないバタサン村の生産者を受け入れ、財団の敷地の一部を提供しています。移転先が見つかるまでの間、少し落ち着いて生活できるように家の建設も進んでいました。建築材料(竹・木材など)は支援金を用いて購入し、建築作業は住民自身が行っているとのことでした。生産者は、現金収入を得るために元の村のバランゴンバナナの畑に行って収穫作業をしているそうですが、ドンボスコ財団は食べるものを栽培できるように各家の前の一部を家庭菜園として使えるようにする予定だとの説明を受けました。

 

地震によってほぼ全壊したドンボスコ財団の事務所の再建もようやく始まったところで、それが終わった段階で、財団の重要な活動である若者や農民のためのセミナーを行う研修棟を徐々に建てていく予定とのことです。

報告:秋山眞兄(あきやま・なおえ/APLA共同代表)