ネグロスのカネシゲファーム・ルーラルキャンパス(KF-RC)を昨年卒業した第10期生二人に対して、それぞれ2頭ずつの牛が手渡されました。これは、卒業生一人ひとりの暮らす地域環境に合わせて本人とKF-RCスタッフが相談し、卒業支援プログラムとして支援されたものです。過去の卒業生の中には、豚舎の建設費、水牛などが支援されたケースもあります。こうした支援によって、彼らがKF-RCでの研修中に学んだことをそれぞれの場所で実践し、持続可能な農業で生計を立てるための重要な一歩となります。
KF-RCからは、APLAと日本の支援者の皆さまに対して以下のような感謝の言葉が届いています。「皆さんの継続的なご支援と信頼があるからこそ、このようなプログラムが成功し、若い農民たちが自信と目的を持って成長できるのです。農村地域にレジリエンス(回復力)を育むために関わってくださっている皆さまに心から感謝いたします」
報告まとめ:野川未央(のがわ・みお/APLA事務局)
KF-RCでの若者の研修や研修卒業生へのサポートは、皆さんからのご支援で実施することができています。フィリピン・ネグロス島の農村部の若者たちの学びをぜひ応援ください。ご支援お申し込みフォームから「11. 今回のみの寄付(フィリピン・ネグロス)」をお選びいただき、必要事項をご入力願います。クレジットカード決済か銀行振り込みがお選びいただけます。