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2015年3月16日フィリピン・台風ヨランダ緊急支援へご協力くださった皆さまへ

2013年11月にフィリピンを襲った台風ヨランダに伴い、APLAでは緊急支援の呼びかけをしました。

その結果、大変多くの方にご協力いただき、総額で¥43,419,596の支援金が集まりました。

ご報告しておりました通り、集まった支援金は、半額を被災したバランゴンバナナ生産者の支援として「オルター・トレード社(ATC)」へ、半額をフィリピン・ネグロスで活動するNGOや教会組織による復興支援のためのネットワーク「ASIN(アシン/Alternative Solidarity Initiative Networkの略)」へと送金する予定でした。

そのうちATCへはすでに全額を送金し、支援活動に活用されておりますが、ASINに関しては、現在までの送金額は12,324,010円となっております。ASINは前述の通り、ネットワークで活動しているため、メンバー団体がそれぞれ人材や資源を持出しで活動していることや、行政による再定住地の土地が確定されず、家屋再建の復興が進んでいないことなどから、送金済みの支援金もまだ全額は使用されていません。なお、ASINでは、今後被災者の生活向上のためのプログラムの実施を計画していますが、すでに送金済みの支援金内に収まる可能性が高いことが明らかになっています。

※1年間のASINの活動報告はこちらをご覧ください。

こうした現状を受け、未送金分7,675,990円の取り扱いに関してAPLA理事会で検討した結果、以下のように決定いたしました。

  • 未送金の7,675,990円は、今後「フィリピンで発生しうる自然災害」への緊急支援金として、APLAが責任を持って管理する。
  • ただし、今後ASINの活動の中で必要な経費が発生した場合には、追加で送金する。

つきましては、台風ヨランダの被災者支援へご寄付をいただいた皆さまに、寄付金の使い道の変更をご了解いただきたく、ご報告申し上げます。ご不明な点がありましたら、APLA事務局までご連絡ください。本来であればご支援いただいたお一人おひとりにご報告すべきところ、こうした形でのご連絡なること、申し訳ありません。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

2015年3月16日 APLA理事会