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認知度アップを目指してKIOSKをつくろう

「KIOSK(売店)を作りたい」。
ネグロスの現地スタッフたちのこの思いを聞いてから約1か月後に、立派な売店の写真が届きました。

 




建設中のようす 完成後のKIOSK。お客さんものんびりと過ごすスペースに。


カネシゲファーム・ルーラルキャンパス(KF-RC)は、大きなトラックや長距離バスが通る幹線道路沿いにあります。人の行き来も多いこの道路沿いにKIOSKを作って、自分たちがどのような生産物作っているのかもっと知ってもらいたい、そしてお客さんを増やしたいという思いが、今後の計画づくりのミーティングの際にKF-RCスタッフたちから出てきました。

昨年、コロナ禍で農場の売り上げが落ち込んだ際に新たな取り組みとして開始した、生産物のデリバリーサービスが現在好評で、この勢いを維持していくために次の取り組みとしてスタッフたちが考えたアイデアです。

やるとなったら行動が早いKF-RCのスタッフは、さっそくKIOSK建設に取り掛かりあっという間に形にしました。現在は少しずつお客さんも増えているようです。KF-RCで研修をした修了生の生産物も販売できるように、早くこのKIOSKを地域に定着させたいとスタッフたちは意気込んでいます。


問題解決のためにスタッフが積極的に話し合い、計画を実行して、新しい展開に結び付けることができていることは、APLAとしても大変嬉しい成果の一つです。

報告:寺田俊(てらだ・しゅん/APLA事務局)