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KF-RCスタッフ2名が来日し、日本各地で交流をしました(2)岡山

JCNC岡山(日本ネグロス・キャンペーン委員会)の30周年記念パーティーにフィリピン・ネグロスのカネシゲファーム・ルーラルキャンパス(=KF-RC)のスタッフ、チータさんとジョネルさんが招待を受け来日し、4月12日~27日の16日間、約300名の方々と交流をしました。

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岡山滞在中には、県内の様々な場所を訪れ、交流・意見交換をしてきました。
岡山に移住した若者による活動は、ハギミット村で活動するKF-RCスタッフにとって、具体的に自分たちの活動につなげられる話が聞けました。

新コミュニティカフェの建設真っ最中。和やかな雰囲気で交流♪

高梁市では、地域に根づいたカフェとゲストハウスを経営しながら、地域の特産品のコンニャクづくりや地域の伝統的な調味料の商品開発などに取り組んでいる長野エドウィン・タケルさんを訪問。
KF-RCの直売所でも地域の食材を使った料理を提供したり、ハギミット村の魅力をもっと伝えることができないかなどのイメージが湧いていました。

真庭市では、「地域循環」について意見交換をしました。地域循環の拠点でもある「真庭あぐりガーデン」では、地域の生産物を集めて販売し、生産者には無料で液肥を配っています。そして、廃棄になってしまう生産物をなくすために、販売できないものは併設のレストランで調理し提供。地域から出るゴミは分別し、バイオ発酵させて液肥を製造。具体的に話を聞いたり、実際に見たりなどして、地域循環を体感しました。

地域の食材を使った料理をいただきながらお話を聞きました

循環を絵で説明している黒板を真剣に見ていたふたり

 

意見交換中も自分たちならどうしよう、ハギミット村にでは何が適しているか、どのようにするのがよいかなど、自分ごとに置き換えて考えているふたりが印象的でした。

報告:寺田俊(てらだ・しゅん/APLA事務局)