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2011年10月21日カネシゲファーム・ルーラルキャンパス(KF-RC)からの近況報告

2009年から活動が始まったカネシゲファーム・ルーラルキャンパス(KF-RC)。農場では研修生の第一期生が卒業し、今は第二期生が研修に励んでいます。

農場の中も、少しずつ改善が進み、養豚に関しては、豚舎をもうひとつ建設し、より多くの豚を肥育することができるようになりました。養豚を担当しているジョネルは農場に残った第一期生です。豚の繁殖も自分でできるようになり、子豚の育て方もマスターしました。現在母豚は23頭ですが、来年には50頭まで増やし、全部で150頭の豚を飼おうと計画しています。

新しい肥育豚用の豚舎ですくすく育つ豚たち。

「出産後ずっと豚舎の中でじっとしていたらストレスがたまってしまう!」ジョネルのアイディアでつくった母豚たちの遊び場。

研修生と地域の女性たち5人が集まって、チョリソーを作りました。今後は精肉販売に加えて、加工品も作っていきたいと考えています。加工品にすることで、より付加価値が高まります。知り合いのチョリソー作りのベテランさんに教わり、初めてながらおいしくできあがりました。

新しくティラピアの養殖池もつくりました。生物活性水や豚の消化液を池の水に加えて水草を育て、そのプランクトンを魚が食べるため、不給餌の養殖です。

養殖のための池づくり。

完成した養殖池。

野菜の栽培も継続しています。始めは様々な種類の野菜をつくっていましたが、今は需要のある野菜の傾向が分かったので、地元の人がよく食べるなすび類などを中心に栽培しています。

なすびの剪定の様子。

近隣の、ラグランハ国立高校の学生たちが農場見学に来ました。

農場を見学する学生たち。

報告:大橋成子(おおはし・せいこ)